太陽光お得関数

太陽光発電をつけるとしたらどの程度の規模をつけるのがお得なのだろうか。次の条件で計算してみた。
・kWあたり単価で計算する。
補助金を差し引いた額を借入金とする。
金利3.1%
・毎月返済額5万円
・売電率70%
・年間発電量はkw×1000kWhとする。
・10年目以降の売電額24円/kWh
・20年目まで発電するとする。
発電量が大きくなると利益も大きいが借入でつける場合金利も大きいので大きすぎるとかえって損になる場合もある。最適値は売電額48円の場合65万円/kWだと3.6kW、60万だと7kW、57万で9.7kWとなる。利益はそれぞれ30,61,92万円となる。もし42円の場合は最適値はそれぞれ2.9kW、4.7kW、7.1kWで利益はそれぞれ17,36,57万円となる。48円の場合は線形で考えればいいが、42円の場合は補助金の関係で63〜65万円では3kWが最適値になる。あきらかに48円の方がいいのだが。

上記のうち売電率70%であるが、考えてみれば太陽光の発電容量が大きくなっても消費電力が増えるわけではないので売電率は容量が増えると増えるはずである。そこで消費電力は年間1000kWhとして計算しなおしたところ65万円では6.9kWが最適、61万円以下であれば10kWが最適となる。つまり可能な限り大きいものをつけておいた方がお得ということだ。なお来年度は買い取りが下がるだけでなく各種補助金も下がるらしいので影響は大きい。いれるならぜひとも今年度中ということだ。今年度中といっても調べたところでは48円買い取りや国の補助金は今年度中に申し込みをして6月までに取り付ければよいようだ。群馬県は他にもエコ機器をつけなければならないらしいので申請しない方がお得かも。邑楽町はつけてから申請するので来年度制度があるかどうか、金額がどうなるかはわからない。