桐生演歌

昨日は震災で延期になった桐生の歌復活演奏会の本番。今回は新曲はなく、スタンダードな4曲で、演奏は楽だった。前日にメトロノームで練習したせいか、今回はリハーサル、本番ともテンポについて文句が出ることもなく、いいできだったかも。この催しも9回目だそうで、ここまできたら10回記念もやることだろう。しかし500席の会場で5、6割程度の入りで、初期の勢いはないが。でもいわば地元の民謡や演歌のクラシック化とも言える活動であり客が入らないとしても意味のある催しだろう。Tカルテットとしても好きでやっているわけではないが演歌歌手との共演はたまには面白い。演歌はさすが演歌と言うだけあって1小節のなかだけでもいろいろ作り込んでいる。共演するとそういうことが強く感じられる。Tカルテットの伴奏を含むCDが今回も500円で売っていた。Tカルテットも面白いところに名を残したものだ。