「チェルノブイリ再生の歴史」

NHK放送のフランス製作のドキュメンタリー。チェルノブイリは周辺に人間がいなくなったため動物の楽園となっている。それらの動物をときどき捕まえてその放射能汚染の影響を調査している研究者に密着したドキュメンタリー。鳥、特につばめには多く腫瘍や奇形などが発生している。しかしねずみや馬などはそういった影響が発見できず、実験ではかえって低線量の放射線の地域においたねずみは抗酸化作用が活性化して放射線だけでなく他の面でも抵抗力が高まったといっている。いわゆるホルミシス効果を確認している実験となっている。原発大国フランスの会社がつくっているドキュメンタリーだから裏があるかもしれないが。まあ、福島に比較的近いところに住んでいるわれわれにとっては多少の安心材料にはなるだろう。