「それでも自転車にのりますか?」

日本では自転車は歩道を走ったり車道を走ったりしてなにが正しいのかわからない状態になっている。しかし最近自転車が加害者になる事故が増えている。世界的にみれば自転車は車道を走るのが常識。日本もそれを前提にした交通政策を進めるべきみたいなことが書かれている。ちょっと前に警察庁長官だかが自転車は車道!といって物議をかもし、批判が多かったが、この人から見ると論点が整理されて方向がわかりやすくなっており評価できるものだそうである。あまり面白い本ではなかったのだが、興味深かったのは本人とその子供が別個に自転車で加害者となった事故を起こしており、その顛末がくわしく書かれていたところ。いずれもたいした事故ではなかったものの、実例を見せられると自転車の事故も怖いものだということがよくわかる。保険は重要だということがよくわかる。うちの自動車保険SBI)に自転車特約がついているか調べたがSBIにはそういう特約はなかった。アクサには3000万までの特約があるようだ。チューリッヒには1億円までの特約があるようだ。今度の契約はアクサかチューリッヒにしようかなと思う。

それでも、自転車に乗りますか?(祥伝社新書261)

それでも、自転車に乗りますか?(祥伝社新書261)