「下流社会 第2章〜なぜ男は女に“負けた”のか」

第一次安倍政権末期の本。正社員、派遣、フリーター、ニートなどと上流、中流下流などの認識等についての統計調査結果をまとめたもの。いろいろ傾向はあって面白いのだが、わずかな違いを拡大してみているようにも思う。とにかく、派遣やフリーターなど経済的には負け組みといわれる人たちが実は消費を先導し、自由を謳歌し、希望を持っていたりするというのは面白い。ちきりんの働き方にもつながる社会の重要な変化かも知れない。いずれ正社員は負け組みという時代がこないとも限らない。
ところで最近キンドルは横向きにしている。カバーを逆にするとたてられて見易い。後ろがないとたてられないのでカバーにゴムでもつけようかと思っている。本と違って開いたページが閉じてしまうこともないのでたいていの作業でながら読書が可能でどんなわずかな待ち時間でも読めるのが良い。一時非常に動作が遅くなったがメニューから再起動したら直ったようだ。

下流社会 第2章  なぜ男は女に“負けた

下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書)