「決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法」

キンドルの日替わりセールで199円で買った本だが、これは良かった。会計の本は読んだことはあるが、個別の仕分けとか、決算書から計算される指標とかが中心で決算書そのものの理解には遠かった。これは決算書のPL、BS、CSそのものを対象としてそれを理解することに全力を注いでいる本であり、仕分け等をまったく無視して日々の企業活動をそのまま決算書に反映させたらどうなるかを解説したものだ。非常によくわかったし、かゆいところに手がとどく感じ。著者は1961年生まれで同世代。やっぱり同世代の人はいい本を書いてくれるなあ。価値観とかやはり共通しているのかも知れない。

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)