「夢をかなえる勉強法」

筆者は司法試験合格者を多数出す塾の塾長。だから合格のためのものが基本だが、一方、夢をかなえるというためには夢がなんだかを考える必要がある。試験はあくまでそのための手段のひとつにすぎない。それに答えるには結局自分の人生の目的が何かを自覚する必要があるのだ。そこを受験生によーく考えさせるためそれが結局合格率の向上につながっているのだろう。この人の人生の目的は憲法の精神を広め笑顔で暮らせる社会をつくることでありそのための方法がそういう精神をもって社会で活躍する法律家を育てることだった。まったく受験技術みたいなところとは立ち位置がちがうのだ。自分の人生の目標はなんだろうか。これまで特になかったが今自由に考えるとしたら再生可能エネルギーをふやすことかな。読んだ本にすぐ影響されてしまうが。面白かったのはわかっているとはどういうことかという話。あるテーマについて三時間話せと言われても三分で話せと言われても一言でといわれても対応できるのがそのテーマについてわかっているということらしい。なるほどね。

夢をかなえる勉強法

夢をかなえる勉強法