ルーデンス定演


日曜はルーデンスの35回定演。曲はrv151、海の嵐、夏、チャイコフスキー弦セレ。ルーデンスらしい演奏もあったが、夏や弦セレはらしくない出来で録音を聴きながら自己満足の境地。管のボリュームに合わせて弦の賛助の多いアマオケと違い、弦楽は管がないので無理して増やす必要がなく、ゲストコンミス、ベース、チェンバロ以外自前で指揮もいない。だから実力が出てしまうが、それで結果が良いと疑問なく自己満足に浸れる。出来がよかったとは言え、細かくはいろいろあるがそれは気にしない。指揮がなく、ゲストコンミスに合わせるというのも弦楽ならではの合わせ方ができて、たぶん指揮がいるよりもいい効果があると思う。アマチュア弦楽の可能性を追求した演奏会になった。その可能性を引き出したのはゲストコンミスだ。また来年もこの体制でできるといいな。