海山太陽光2年

海の太陽光は2016年9月5日発電開始なので丸2年がたった。1kWあたりの発電量は1年目が1276kWh、2年目が1242kWh。若干下がっているが、実は気象台による日照時間は1年目が2117h、2年目が2156hと、2年目の方が長い。なのに発電量が下がっているのはちょっと心配。ただ、事前のシミュレーションによる予想発電量は1171kWhなので2年目でもそれよりは6%程度は上回っている。2年目は12月に1台パワコンが故障して1か月弱発電していないのでそのせいもあるかも知れない。だとしたらそんなに悪くも無いのかも。
山の太陽光は1年目1180kWh、2年目1158kWhでやはり2年目が若干落ちているが、こちらも日照時間は2年目の方が多い。パネルが中国製で劣化が速いとしたらちょっと困るが、まだわからない。シミュレーションに比べればこちらも2年目でも6%程度は上回っている。
家の屋根についている太陽光は震災のときについたので丸7年過ぎたが、こちらは劣化の兆候はなく、平均で1409kWh発電している。日照がいい地域でもあるが、発電量の多さと劣化のなさはHITならではか。
3件(3県)とも心配なことや故障などはあっても、おおむね問題なく稼働している。屋根の太陽光はFIT48円買取だがそれでも10年では投資回収は難しく、2021年にFIT買取が終わるまでには回収しきれない。だからその後の活用をいろいろ考える必要がある。海、山はそれぞれ27円、29円買取だが、ほぼ10年で投資回収ができそうだ。ということは20年買取だと投資額の倍額が戻ってくることになる。それまでに劣化しないで頑張ってほしいものだ。