充電すべきかどうか

 プリウスPHVを電気で走らせるならなるべく安い電気を使った方がいいのは言うまでもない。家は電化上手なので深夜11時から朝7時までは約12円、再エネ賦課金が入っても約15円。プリウスPHVの電費のカタログ値は10.54km/kWh。実使用時7割とすれば7.4km/kWh。これが15円で走れれば1kmあたり2円で走れる。

 一方、ガソリン燃費はどうか。ハイブリッド時のカタログ燃費は37.2km/L。これも実使用時7割とすれば26km/L。ガソリン代135円/Lとすればガソリンで走る場合には1kmあたり5.2円かかることになる。逆に電気を使う場合これ以上の価格になるならガソリンを使った方がいい。

 1kmあたり5.2円に相当する電気代は38円だ。電化上手の場合、昼の電気代が一番高いがそれでも32円、再エネ賦課金合わせても35円だから東京電力から電気を買うならいつでも電気で走った方がガソリンより安くなる。

 しかーし!あと約1年の間の太陽光発電の売電価格は48円だ。太陽が出ているときに充電してしまうと48円もらえる分を充電してしまうことになり、つまりはその電気代は48円だからガソリンで走った方が安くなる。あと1年の間は充電は深夜電力に限った方がいいようだ。再来年の3月、48円買取が終わったらたぶん10円程度でしか買い取ってもらえないから太陽光の電気が再安となり、深夜でなく日中充電するのがお得になる。