エコキュート昼間稼働の効果

うちの太陽光のFITが3月に終了し、太陽光の価格がうちの電気の最安値となった。そこでエコキュートの稼働時間を夜から昼間に変更し、最安時の電気を使うことで電気代の低減を試みた。

しかし、太陽光の買い取り価格は11.5円/kWh、深夜電力は今の再エネ賦課金と燃料調整費を考慮すると12.3円/kWh。その差はわずか0.8円だ。月に200kWh使うとするとこれにより期待できる電気代低減は160円。一方、雨の日などは太陽光の電気を使えず昼間の高い電気(31.2円/kWh)を使うことになるのでそれが月に10kWhでもあれば312円になってしまい電気代は上がってしまう。

実際に電気代を昨年と比べてみると4月は1760円安くなったが太陽光売電収入は去年より2300円減少しトータル572円の出費増大、同様に5月は131円、6月は1741円の出費増大となった。もちろん気温も日照も違うから一概には言えないのだが3か月連続赤字だからこの作戦は失敗といえる。

なお、昼間のPHVの充電を積極的にやるようになったからその影響もあるかもしれない。その場合、電気代が増えてもガソリン代が減ることでお得になるはずだ。というわけでガソリン代も差引してみると4月は302円の出費増大、5月は70円の出費減少、6月は202円の出費増大となった。こっちは1勝2敗。ただし、ガソリンの日割り計算をしており、単純に比較はできないし、走行パターンはそれこそ違うので一概に比較はできないがほぼとんとんとなるのは悪くはない。

まあ、出費を減らすことには成功していないが、太陽光発電を自家消費した方がいいには違いないのでガソリンも含めればほぼとんとんならもう少しこのパターンを続けてみようかなと思う。