プリウスe燃費


e燃費のサイトに新型プリウスが出てくるようになった。それによると新型プリウスの燃費は22.5km/l、2代目プリウスは21.7km/l、インサイトは19.7km/l、フィットは16.4km/lである。これでいくつか計算をしてみよう。
・17万km走ったときの燃料代
ガソリン代130円として17万km走ったときの燃料代は新プリウスが一番安くて98万円。差額は2代目が4万円、インサイト14万円、フィット37万円である。総コストとしてはやはりフィットが安い。次に2代目、新プリウスインサイトは新プリウスが高い分燃費もいいのでほぼとんとんであるが新プリウス自動車税が高いのでやっぱり新プリウスが一番コストがかかることになる。
・どの車がエコか
製造時のCO2量を両プリウス6500kg、インサイト4500kg、フィット3000kgとしよう(これが適当だからあまり意味がないかも)。17万km走った時の全CO2量は新プリウスが一番少なくて23.9t、次がインサイト24.3t、次が2代目24.5t、フィットが一番多くて26.8tである。17万km走るとやっぱりプリウスが1番エコ。しかし13万km以下だとインサイトが一番エコになる。10万km以下だとフィットもプリウスよりはエコになる。6万km以下だとフィットがインサイトを抜いてもっともエコな車となる。ほんとにCO2を減らそうと思ったら一般人ならフィットを買った上でなるべく車を使わないようにするのが一番いい。どう考えても6万km以上乗る人はインサイト。あまりいないと思うがどう考えても13万km以上乗るという人がプリウスを買うべきなのだ。と言うわけで我が家はまあ正解だが世の中の人たちはそう言う意味では間違った選択をしている人も多いだろう。プリウスは実はよっぽど走らない限り一番のエコカーというわけではないのである。
 一番のエコカーと言えば、実はe燃費でインサイトなどよりも燃費がいいのがミラやアルトのマニュアル車である。軽のマニュアル車こそ製造時のCO2も少なく走行時CO2も少なく、購入費も維持費も安い一番のエコカーなのだ。軽を改造した電気自動車がエコカーとかいって騒いでいるけど電池は環境負荷が高いのだから通常の軽自動車に比べてエコカーであるわけがない。本当にエコカーブームならみんな軽のマニュアル車に乗り換えなければならないのだ。