電力プランの検討

太陽光の自家消費をしようとしてエコキュートを昼間稼働にしているが、そうすると深夜の比率が減り、昼間の比率が上がる。今の電化上手は深夜が安く昼間が高いが、深夜の比率が減って昼間の比率が上がると電化上手のメリットが少なくなる。太陽光の自家消費がうまくいけば購入電力量も少なくなることになる。そうすると基本料金ゼロで昼間の電力が安いプランが最適になることになる。そう考えて電力プランを比較してみた。

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各電力プランの比較と電化上手の実績

青が東京電力の標準電気代。基本料金も300kWh以上も一番高い。橙が基本料金ゼロのlooopでんき。灰色が太陽光の売り先スマートテックがやっているそらエネでんきで、多少基本料はかかるが均一の電力価格としては一番安い。黄色はエネチェンジで選ばれた最適プランでスマ電というところ。ほぼlooopと重なっているが基本料金がある分不利。なぜ最適なのか?

点は我が家の電化上手の実績。赤が通常使用、緑はPHVを買った後であり、深夜の比重が大きくなっているので下方向に行っている。青はエコキュートを昼稼働にしたあとの実績で、深夜比率が低くなっているので上方向に行っている。緑と青の間を赤が埋めている感じ。

一見してわかるのはどのプランも電化上手にはかなわないということ。ただし、電気使用量がかなり少ないと基本料金ゼロのプランが有利になることもありそうだが。また、エコキュートを昼稼働にすることで電化上手も普通のプランに近づいていて有利さが薄れているのは確か。今後PHVも昼充電にしたりすると太陽光でまかなえる部分が増え、電力使用量が減ってlooop電気が有利になる場合もあるかもしれない。

ただ、まだエコキュート昼稼働にしてから冬を迎えてないので何とも言えない。電力料金に一番影響があるのは冬の暖房だからだ。暖房を使った時の深夜比率がどうなるか、PHVを昼充電にした場合で暖房を使った場合、使用量がどこまで抑えられるか、まだわからない。それでもやはり電化上手が有利かも知れない。

普通のプランにする場合には月に460kWhを超えるとそらエネ電気が安くなる。それ以下ではlooopでんきが安い。どちらにするかは使用量による。来月からPHVも昼充電にしてみようかな。電化上手下では不利な選択だが、それで使用量がどれだけ減るか確かめねばならない。