12~1月電気代

12~1月の各時間帯の電力量を同じ月で比べてみると年ごとの変化は以下のようになる。

年  昼 朝晩 深夜  電気代 (太陽光電力量 太陽光収入 差引電気代(-は儲け))

2016    36    262    439        11867   (558kWh  6417円  5450円 )

2017   59    321     468        15705   (476kWh   5474円 10231円)

2018 41 288  391  15454   (484kWh  5566円  9888円)

2019 56 334  610  19203  (377kWh    4335円 14868円)

2020  70 422 607  18647     (428kWh   4922円 13725円)

2021 124 533  499   27529 (243kWh 2794円 24735円)

2020年に深夜が220kWh上がっているがこれはPHVの充電によると思われる。これが2021年には108kWh下がっているが、これはエコキュートの昼間稼働とテレワークで通勤用の充電が減ったことによると思われる。

一方、今年は昼が約54も上がっている。冬は日中暖房もつけるのでエコキュートの分は太陽光で賄いきれなかったと思われる。さらにお客が来たりして2階のエアコンをつけっぱなしにしたのでその影響もあるだろう。エコキュートの昼間稼働は冬の間は少なくとも出費の削減にはつながらない。

朝晩も去年と比べて111kWhふえている。これも2階の暖房とエコキュートによるだろう。

太陽光の買い取り額は去年に比べ185kWhも下がっている。もともとエコキュートの昼間稼働は太陽光発電の自家消費を増やすためにやったわけだから当然の結果だが、意外と減らないのに購入金額が高くなっており費用的にはいいことが無い。暖房を使う季節についてはエコキュートの昼間稼働はやめた方がよさそうだ。

太陽光の収入を差し引き、我が家は電気代負担24735円ということになった。はじめて2万円を超えた。去年より約1万円増えている。なお、今年電気代が高い理由は電気の使い方以外に、再エネ賦課金が0.38円、燃料調整費が4.67円合わせて5.05円1kWhあたり増えている。なので全く去年と電気の使い方が変わらなかったとしても去年より5500円程度は自動的に増えるのだ。さらに電気使用量が5%程度増えているので1200円程度は増える。よって去年より電気の使い方を夜を昼に移動したりすることによる差異は約3300円程度ということになる。

ところで、エコキュート昼間稼働にして電気代が上がった原因は昼の電気代が高いからだ。だったら時間帯に関係ない一律の電気プランに変更したらやすくなるかもしれない。そう思ってグラフを書いてみた。

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でんきプラン比較

右端の矢印が去年から今年の変化。昼の電気が増えて高くなってはいるが、それでも他のどのプランよりも安い。そらエネでんきが最も近いので移るならそらエネでんきだろう。なお、そらエネ電気は燃料調整費の影響をうけないらしいのだが、その他のプランは燃料調整費が高くなった影響を受け、高くなっている。我が家の使用電力量だと3万越えは当然であり、通常の東京電力のプランだと約4万円になってしまう。やはり費用的には電力プランは変えずに今の電化上手で行くのが良い。