アンサンブルと合奏


昔はチエ響なるものを作って交響曲をアンサンブルにしてしまったが最近興味をもっているのはアンサンブルを合奏にしてしまうこと。アイネクライネをはじめとしてこれまでも有名な曲についてはカラヤンあたりがよくやっていることではあるが。しかし室内楽曲としては評価されていても合奏曲でないために聴く機会が限られている曲はまだまだ多い。実際にピアノ五重奏をオケ曲に編曲してしまった例もあるがそこまで大掛かりでなくても単にピアノ五重奏曲弦楽合奏でやるだけでもピアノ協奏曲風になって面白いのではないかと思う。しかしそれでもネックになるのが曲の長さ。全曲やろうとすると30分ほどもあるものも多い。ちょっとあそびでやるというよりメイン曲になってしまう。メイン曲を変わった演奏のしかたというのもちょっとという感じもしてなかなかやりづらいものがある。