「独創人間ここにあり」HP他


「独創人間ここにあり」1983年に田原総一朗が書いた日本の最先端を走る人のルポ。面白いし20年以上たっているわけだが陳腐化していない。人の選び方、テーマの狙い方はさすが田原総一朗である。しかしここで取り上げられているのはやはり日本のトップランナーであり、いってみれば日本で最初にその分野で欧米の真似をした人たちなのであり、そういう意味では「日本の未来」が言っている独創人間ではない。それでも日本ではなかなかやりづらそうであり、ほんとの独創人間であればますます難しいことであろう。道を最初に作るというのは想像以上に難しいことであるようだ。
 HPに面白グッズのページをつくってみたのだが自分ではとても面白いとおもっていても作ってみると何が面白いんだかわからないページになってしまった。面白グッズとするから期待がはずれてつまらなくなるのでお気に入りグッズとすればいいかな。
 昨日は足響のコンサートにいった。いつもながら足響の企画はなかなかよい。今回は1楽器数分ずつ使うというおおがかりな楽器紹介が特徴である。各楽器ともいろいろ工夫していて面白かったしそれぞれの楽器に対する思い入れも伝わってきたし紹介の演奏はとてもアマチュアとは思えないほど上手な楽器が多かった。しかしながら全体の演奏はどうも今ひとつでちょっと不思議。楽器紹介の練習に力がはいりすぎてしまったのだろうか。うまい人を集めたからといって全体がよくなるわけではないところが音楽の不思議なところでもある。