ベートーベンウイルス7話まで


ベートーベンウイルスを7話までビデオでしっかり見た。1話でこの物語の構成が作られるのだが、指揮者はまだでてこないし詐欺の件は説明不足だし、詐欺にあったことを市長に隠して団員を経験不問で集めるなどという行動はとても共感できるものでなく、面白くもない。2話以降指揮者がでてきてから面白くなってくる。性格がとんでもなく悪く、千秋がオケに嫌われる比ではない。まあこういう性格が悪いけど魅力的というのはサンシルと共通した面白さか。行政とのかかわりの問題もあり、太田フィルは行政から独立しててよかったなと思う。団員は経験不問にしてはうますぎ、指揮者のおかげもあって公演は成功するのだが、その後のプロオケ構想には入れない。アマとプロの差、団員である指揮者の卵ゴヌとのかかわりなどなかなか面白い。経験者にこそ面白い話題が多い。ドラマとしてそれほど面白いとはいえないが、やっぱりオケの話は面白い。