オケ練習

いつも一緒に練習してくれているYさんはよくアマオケのエキストラに行くのだが常日頃からアマオケのうまい子たちはソリスト弾きが多すぎると嘆いていた。そんな弾き方では音が融合しないと。私はそれにうなづきながらもそうはいってもアマオケにはあまり弾けない人もいるし、音の小さな人も多いから弾ける人が大きな音を出しまわりをひっぱっていくのは必要なことだろうと思っていた。昨日の太田フィルは次回演奏会指揮者がきてアルルの練習。指揮者は自分の音を出すより、管や低音を聴いてあわせることを口をすっぱくして言っていた。前回はもっと音を鳴らすことを学ばないとだめだと言っていたのに。でもこれはこういうことだろう。まず音をしっかり出せるようにして、それから自分の音を出すことより周りや他の楽器の音を聴くことを優先し、そしてアンサンブルは作られると。アマオケの事情はあるにしてもやはりアンサンブルは作っていかなければならないのだ。太田フィルもうまい人に頼る演奏は卒業し、みんなで音楽を作っていく段階にきたということだろう。こころがけてうまくできるようになればまた一段といい音がするようになるだろう。