ばらまきとは何か２

ばらまきとは援助する必要のない（と思われている）高所得者層にも税金で補助することを一般に言っているようだ。その価値観でいくなら所得税の累進課税を強化すればいいことである。税金を多く納めているのに高所得者だからといってサービスが受けられないのは割りに合わない。平等にすることは悪いことではない。いちいち所得確認の手間もないし。それより累進を強化すればいいだけの話だ。しかし、所得はないけど資産はある人の場合はどうするか。こういう人からは所得税をとることができない。固定資産には固定資産税がかけられるがそうでない資産には税金がかけられない。豪勢な生活をしている人が税金の負担がないというのは割に合わない。ここで威力を発揮するのが消費税。豪勢な暮らしをするということはそれだけの消費をするわけだから消費税なら税金がとれるわけだ。消費税は累進性がないから弱者いじめと言われるが、消費税を上げてその税金で弱者救済をすれば弱点は解消されるし、資産家にも課税できる。明らかに高額所得者優遇な年金制度は根本的に改め、消費税を増額し、それで最低年金と子供手当てを保証するという方向性がいいと思う。これって民主党のマニフェストにあったんではなかったろうか。民主党は何をやってんだか。