太田フィルの投票

総選挙まで10日だが、一足早く太田フィルの臨時総会で投票があった。衆院選の方は自民300議席予想とかであまり面白くなさそうだが、太田フィルの投票は実にスリリングなものになった。①と②の選択肢があり、きちんと紙を配ってきちんと投票箱に無記名投票を行った。その結果①22票、②20票。ところが、その投票用紙を配り開票した二人のうち議長でない人が自分の1票と委任されていた1票を入れ忘れていた。その2票が②に入り、22票ずつの同数となり、議長が議長採決で②を選び②に決定となった。こんなスリリングな選挙はめったにない、というか初めてかも。そういう意味でとても面白かったのだが、しかしこれっていいのだろうか。まず第一に開票後に票を加えることの是非。投票時に忘れていたのだし、その票を加えても結果が変わらなければ開票後も思い出さなかったに違いない。結果が変わりそうだから思い出したのだ。結果を変えるために思い出したと言えなくも無い。第二にその話が最初出たとき議長が「無効、無効」と言っていたことだ。一旦は無効票という判断が出ていたのに説得?かなんかして有効票としたわけだ。議長判断を覆すことの是非が問われる。第三に、前に出ていたこの二人の役員を除く団員の意志としては①であることがわかっていたのにこの二人がそれを覆す結果になったこと。役員は団員の意見を聞かないという明確な実例を作ってしまったことになる。太田フィルの役員はそれでいいのだろうか。とはいえ自分も名目上は役員なのだが。困ったね。