山の太陽光の劣化状況

日射量と発電量の関係を初年度と比較することでパネルを清掃したら発電量が回復したような結果が出たので、同様な手法でこれまでの時系列的な発電量の低下状況を確認してみよう。前回の比較では日射量の係数は共通化してオフセット量を比較したが、パネルの汚れは日射量が大きいときの方が影響が大きいと思われるので、逆にオフセット量を共通化して日射量の係数を比較してみる。

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山の太陽光劣化状況(縦軸:日射量係数)

2016年初頭に設置して、上記グラフは2017年年末頃からだが、最初から-4kWh/h程度劣化している。理由は不明。しかし、2020年まではさらなる劣化傾向はみられない。2021年冬に急激に劣化して、清掃により回復している。2021年になんらかの理由でパネルが汚れたのだろうか。清掃により回復したのだからそのように思われる。回復したといっても最初の劣化まで回復できたわけでもなさそうだ。