天使のラブクーポン

ミシェルチェン出演の台湾ドラマ3本目。

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うーん、これはちょっと他の2本と比べ今一つ。このタイトル画像から想像するより全体のトーンがはるかに暗い。主人公ジャディ(真ん中)とフォダー(左)の恋はまあまあ面白いし素敵だが、それ以外は暗くて面白くない話題が多い。

社長(右)とフォダーがジャディの取り合いをするのだが、社長がジャディを好きになる理由が見当たらない。最初に3万元のラブクーポンを買うのでそれを理由にするならそれなりに筋が通るが、ドラマにはそういう場面はない。クーポンが一番役割をはたすのがフォダーがメイドクーポンを使う場面。それ以外はところどころ登場するが、たいして役にはたっていない。

ミシェルチェンはジャディの親友役だが、あまりかわいくないし、親友らしい気遣いはなく、ジャディをやたらとたきつけるばっかりであまり魅力的じゃない。

20話以降、フォダーが自身の病気を知り、死ぬときに悲しませたくないとジャディと別れようとするのだが、まったく理解不能。もともとジャディとの付き合いは足を怪我してた頃にメイドとしてこき使ったことが始まりなので、病気になったらまたメイドとしてこき使えると思うはず。しかも今は相思相愛なのでそれは二人にとって幸せな時間になるはずだ。死による別れをわざわざ前倒しすることはない。共感できないのでめんどうくさい、付き合いきれない。というわけで21話以降飛ばして最終回だけみた。それで正解と思う。

でもこういうのはドラマにはよくある。冬のソナタもそうだし。男性からすれば病気について相談するのは女性と思う。女性が考える男性観なのかも。ドラマの世界だけでおこることだろう。