笑うハナに恋きたる
ミシェルチェン出演の台湾ドラマ2本目。
台湾最高のスタイリストの男性タムと台湾一？悪趣味な女の子ハナがなぜかくっつくというわかりやすいラブコメ。タムは視聴者からみてもいかにもにくったらしくハナは視聴者から見てもいかにも悪趣味で登場するのだが、二人ともだんだん魅力的になり、くっついていく過程も自然で楽しめる。
ミシェルチェンは前のドラマでは美女ルーイーに対する凡人の役だったが、こっちでは悪趣味なハナに対するハイソな美人お嬢様エミの役。同じ顔なのに凡人も美女の役もちゃんとできるのが面白い。ただの美女でなく、最初は誰もが憧れる存在だったはずなのに回を重ねるごとに皆に見捨てられみじめな状態になっていくのがかわいそうだが面白い。これもはまり役。
今大河ドラマにも出ているディーン藤岡がお金持ちでイケメンの御曹司ジェイで出演している。日本人なのに台湾人の役でメインキャストってすごいよね。
面白いのが最終回の主役がタムやハナではなく、ハナ父とジェイ母であることだ。で、ちょっといい話。その後どうなるかは描かれないが、この二人がくっつくといろいろうまくいくことになる。それを示唆する終わり方。
思いっきり漫画チックなコメディだが、たいていのドラマで不満が残る終わらせ方が違和感なく、意外だが納得いく終わり方だったので自分の評価としては結構高いかも。ミシェルチェンもきれいでよかったし。
