ネガティブエミッション

気候変動対策の必要性が叫ばれているが、ちゃんと対策するにはCO2排出削減だけでは無理で、大気中のCO2を捕獲して貯留することが必要なようだ。これをネガティブエミッションというらしい。意味はマイナスの放出ということでつまり、放出したものを捕まえるということだ。人工的には難しいらしいが、植物は光合成でCO2を吸収して有機物として貯蔵している。

今は木材などを燃やして発電することをバイオマス発電と言って、もともと大気から吸収したCO2だから燃やして大気に戻してもCO2排出にカウントされず、気候変動対策の方法の一つになっている。FIT制度ではバイオマス発電からの電気を20年間高く買い取ることになっていて、それを目当てに輸入木材を利用したバイオマス発電所がたくさん作られている。しかし、これはせっかく植物がネガティブエミッションやってくれたのにそれをエミッションしちゃってプラスマイナスゼロにする行為。結局はCO2は放出され、そのCO2が再び捕獲される保証はない。森林は世界的に減少しているからだ。

せっかく植物がCO2を固定化してくれたんだから燃やさず、さらに安定的に固定する方法をとるべきだ。いい方法がある。木炭にすることだ。ほとんど炭素だけになるので物質として安定で腐ることもなく、燃やしさえしなければ大気に戻ることはない。だからバイオマス発電の電気買い取りなんて即刻禁止にして、そのかわりその木材等で木炭を作らせその木炭を買い取るべきなのだ。買い取った木炭は土壌改良に使えばさらに植物が茂るだろうし、池などに捨てれば水質浄化になるだろう。

ただ、ほんとにやったとしてもこれで吸収貯蔵できるCO2の量は排出量に比べてごくわずかにしかならないらしい。だからやろうとしないのだろうが、それにしてもだからといって排出してしまうのもどうかなーと思う。

ココファーム収穫祭

 今年も行ってきた。今年は天気も良くてすごい人だった。4台目のバスで行ったのにもう、座る場所がほぼない。でも隙間を寄せてもらっていい場所をとることができた。折りたたみ椅子を持っていくのは窮屈で手間だが、やはりくつろげるのでなくてはならない。

 今年はもらった引換券だけで出来立てワインを飲んで、お金を払ってワインを追加することはなかった。それがよかったのか、帰りも比較的まともに帰ってこれた。最近はバスも一方通行で回れるように道を開拓したようで、バスの回転もいい。1年に1回しかないイベントでこれだけの人を裁くように準備するのは大変なはずだがよくやっている。 

 音楽はいつもの流れだが、最初のカルテットはここ2、3年でメンバーが刷新して演奏が素晴らしくなった。古澤巌はチェロの弓で弾いているのかな?この間自分のビオラをチェロの弓で弾いてみたら凄く鳴ってちょっと気に入ってしまった。気持ちはよくわかる。また、最後の坂田明はいつもはへべれけのフリージャズ風なのに今年はまともですごくきれいだった。

 われわれは来はじめてから10年。来始めた頃はバス片道200円、入場料2000円だったが、今はバス片道500円、入場料3000円。最初はタダだったり安かったり空いていただろうから最初の頃を知っている地元の人はそんな高くて混んでる収穫祭は行きたくないらしくていかないらしい。最初の頃を知らない自分たちは高くても喜んで行っているが、はたしてどちらが幸せなのだろうか。

 ところで帰りのバスに並んでいるとき、足利市のバスアッシー君が止まっているのを見かけた。ココファームにもバス停があるんだ。収穫祭でなくても飲みに来れるかも。

 

そういえばもう一つ。引換券で出来立てワインと一緒にお水をもらったのだが、そのお水のメーカーの住所を調べてみると先日行った古峯神社だった。縁があるね。

リストランテ白井

お誕生日などレストランでごちそうっていう時には近所のセンプリチェというレストランに行くことが多かったが、つぶれてしまったので、足利のリストランテ白井というところに初めて行ってみた。建物が良い。中の雰囲気も良い。誰がデザインしたのだろうか。ちょうどいい感じ。コースはディナーでも2700円で、前菜、パスタ、魚料理、肉料理、ドルチェ、コーヒーがついておなか一杯。いいところを見つけた、また来よう。

このお店の記事(積水ハウス)(積水ハウスが作ったわけじゃないよねー)
http://commonclub.jp/sh-ashikaga/75

ところで、実はセンプリチェはつぶれたわけではなく、またところを換えてオープンするらしいという噂を聞いた。あまり早くオープンしちゃうと白井にくる機会がなくなっちゃうかも。白井は車で来なくちゃいけないのでワインは飲めないので。

「合格る思考」

合格(ウカ)る思考

合格(ウカ)る思考

合格ると書いてうかると読む。受験の心の持ち方を指南したもの。別に今何かを受験しようとしているわけではないのだが、もう3、4回読んでいる。自分の心のくせを修正するのに最適なのだ。この人は受験時の勉強法などを指南することをやっているのだが、勉強法を一生懸命やってるのになぜか受からない人がいることに心を痛めていた。そういう人と話してみると共通した心のくせをもつことがわかった。それを修正しようという本。その対象者と自分がよく似ているのだ。
中身は単純で以下の7つの心の持ち方の方向性とそれを保つための言葉を提案している。
加点思考←減点思考「ほんの少しでも」
具体思考←一般思考「たとえば?」
全体思考←部分思考「一歩引いてみると?」
確率思考←個別思考「どちらでもOK」
仕組思考←努力思考「頑張らないでやるには?」
質問思考←解答思考「○○って何だろう?」
行動思考←計画思考「とりあえずやってみよう」
右の思考は何か勉強やろうとしても「わからないことだらけ」「もともと○○は苦手」「○○はさっぱり」「これが出たら終わりだ」「結局頑張りが足りないんだ」みたいな思考法。とてもその先に合格があるようには思えないだろうが、その気持ちはよくわかる。
左に移行すると「ちょっとだけだがわかったぞ」「他はまだわからないけどこれだけはわかった」「わかったところが出る可能性もあるし」「とりあえずやってみよう」・・・なんとなくその先には合格がありそうだ。
こういう心のくせをもっていると試験だけでなく、仕事も趣味も私生活も暗かったり明るかったりする。受験しているわけでもないのに読むのは心のくせを修正して希望のある生活をしたいからだ。とは言えだんだん戻ってしまうのだが。

東京屋でおせち

まだ一回しか行ったことのないお店「東京屋」でおせちの予約受付中の看板を見たので予約した。3重のおせちで1万5千円。12月31日の午後に取りにいき、その時にお代を払う。このところ、おせちはアマゾンで買っていて、特に不満もなかったのだが、工場で作られ通販で送られてくるよりは、顔の見えるお店で作られた出来立てのおせちを自分で運ぶ方がなんとなくおいしそうに思われるような気がする。少なくとも配送コストはかからないし、お店にとってはもしまずかったら死活問題だから気合を入れて作るだろう。もちろん、大量生産の方がコストパフォーマンスがいいということもあるだろうが、料理に関してはコストパフォーマンスより丹精込めてみたいな価値観が優先するだろう。一番の心配は年末までにつぶれないかどうかだが、受け取るときにお代を払うのであればそうなったとしても損はない。どんなものかちょっと楽しみ。

ログハウス塗装

今年もログハウスにキシラデコールを塗った。毎年秋に塗っているので4回目になる。4回目ともなると塗ってもほとんどしみこまず、キシラデコールもあまり減らない。ただし、ログハウスは4回目だが、ウッドデッキは2回目。門は初めて。やはり初めて塗る門は良く吸う。2回目のウッドデッキもログハウスのようなわけにはいかない。去年の残りが角缶に1/3程度だったので足りないだろうなと思いながら塗ったが、しかし塗り終わっても1/5程度は残っていそうだ。ログハウスの寿命はふつう10年と言われるが、毎年ちゃんと塗れば20年くらい持つんじゃないかな。

峰の茶屋

紅葉を見に、古峯神社にいった。古峰園という庭園があり、入場は有料だが、入ってみると素晴らしい。こんな山の中にどうやって作ったのか、池があり、滝があり、紅葉も見事。滝はものすごい大きな石を積み上げて作ってあるが、どうやって運んだり積み上げたりしたのだろうか。ところで以前テレビのバスのすごろく番組があって、その終点がここだった。古峰園のなかにある峰の茶屋で最後のご飯を食べて終了だった。その峰の茶屋に行くこともちょっと楽しみだったのだが、パンフレットにはあるが実際にはあるはずのところに無い。あとで調べてみると11月1日(行った日の3日前!)の朝に焼けてしまったそうだ。紅葉がすばらしかっただけにちょっと残念。食べたりしながら紅葉を楽しんでみたかった。

そこで食べたという人のブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/yukidon_ybb/64653023.html