「未来はあなたの中に」


寂聴の本。和英対訳なので英語の勉強に英語のところだけ読んだ。わからないときは日本語。最初の1ページが一番説得力がある。あとは子供時代の回想とかいじめはよくないとか。いじめの話は英訳したって他国の子供たちにはわからないだろう。人はみな違っていいのだと諭しているのだから。外国ではそれははじめから前提だろう。先日展示会にいったら以前の取引先のひととあってしばらく話した。その人は年の半分はアメリカで仕事をしていた人なのだが、最近、英語で日常を過ごせるようにと思って英語の勉強をまた始めたというのだ。英語で仕事していた人が何言ってるんですかといったら、仕事の英語はなんとかなるとのこと。専門用語が多いし、相手はわかってくれるし、わかりやすく説明してくれる。いざとなれば筆談でもグラフや数式でも話ができる。でもマックのおねーちゃんやビデオ屋のおっさんはそうはいかない。なにか込み入った話があったらもうだめ。それをなんとかしたいとのことである。やっぱり外国語というのはたいへんなものなのだ。まあ今年はスペシャルイングリッシュを楽しめるくらいにはなりたいのだがどうでしょう。