飲み会を断る件

明大の新入生に向けた「飲み会を『お金がない』との理由で断る人は、『あなたと話すことに3000円の価値もない』と言っているのと同義だということを自覚しろ」というアドバイスがネット上で議論を呼んでいるらしい。いまどき社会人でも3000円の飲み代をケチろうと思うような時代だから学生なんかそうでもいわなければなかなか飲み会参加者は集まらないだろう。また、「金がない」という理由なら断ってもOKという慣習に一石を投じる面白い新しい価値観である。
私の場合、飲み会に誘われることもほとんどないが、誘われてもほとんど断っている。私としてもこれを言われると辛いところがある。そんなわけでこの指摘に反論する理由を考えた。
「『あなたと話すことに3000円の価値がある』と思うならば『あなた』の分の飲み代も出しましょうよ。相手がそれをしないであなたを誘っているのならそれは実は『あなたと話すことに3000円の価値もない』と思いながら誘ってるということですから断っていいのです。」
どうですか。同じ理屈で誘う側を攻め返すわれながら見事な屁理屈。
まあ、いきたくなければいかなきゃいいし、いきたきゃいきゃいいし。こういう問題は理屈でなく感情で決定するのがいいってことですね。