ゴールデンウイークと太陽光

太陽光が普及しすぎるとおこる問題点としてゴールデンウイークの発電しすぎというものがある。ゴールデンウイークは工場が休みになり電力需要が減少するが、気候がよく冷暖房に電気はほとんど使わない上に天候もよく太陽光はよく発電する。その結果電気が余って困るだろうというものである。そこで今年のゴールデンウイークで一番電力需要の少なかった5月5日の電力使用実績を見てみよう。

太陽光が寄与する17時までの電力と深夜のボトム電力の差は500万kW程度だ。つまり東京電力管内で太陽光500万kWまでは入れても問題ないだろう。この値は前に計算したピーク電力抑制になる600万kWという値とほぼ同じだ。
http://d.hatena.ne.jp/vaceba/20120503/1336002403
現在の東京電力管内の太陽光導入量は180万kW程度らしいので今の3倍程度までの導入は問題ないだろう。