最初のうちはどっかでみたことのある話とか、それもうやってるとかいう話が多くてまじめに読んでいなかったが、だんだん、なるほどーと思うことが増えて、読み終わるとこれはこういう話がこれだけまとまってあるということが価値かなと思った。著者は
精神科医で、マインドフルネスにでてきたDMN(デフォルトモードネットワーク)の話もでてくる。マインドフルネスではDMNは悪者だったが、この本ではア
イデアの基という認識で、瞑想することによりDMNを活性化させるという使い方。だからDMNは別にいいものでも悪者でもなく、自分が主体的にDMNをきちんと把握して制御できればいいようだ。この本を読んだ最大の動機は読書をやってもすぐ忘れてしまうからインプットよりアウトプットを意識した方がいいかなーと思ったこと。まさにそういうことを書いてある本で、この本によればインプットとアウトプットの比率は3:7がいいらしい。本3冊読むより1冊読んだらちゃんと感想を書く(アウトプットする)ことで内容が脳に定着する。アウトプットは必ずしも読了後でなくてもよく、本にアンダーラインや書き込みをすることもアウトプットの一つ。自分はそういうことはしない方だが、絶対した方がいいということだ。しかし、
キンドルで読んでいるので書き込みってできるのかな?使い方がわからん・・・まあ、端末で打つよりアナログで(ペンで手書きなど)アウトプットした方が脳にはいいらしいから、何も無理して
キンドルに打ち込むこともないだろう。どうしても読むべき本とも思わないが、役に立つ本だからときどき見返してみるのがいいかも。ということでアウトプットしてみた。確かに書いているうちに思い出すね。