エコキュート夜間化

去年は卒FITで最安となった自宅太陽光を使おうと思ってエコキュートを昼間稼働にしたら結果的には雨の日などは昼の高い電力を買うことになって損になった。今年は4月以降、次の日が天気悪そうなら前日夜に沸き増しボタンを押す運用をやってみているが特になったという実績は無い。7月になって昼の電気がバカ高くなっているし、このところ高温でエアコン利用も多いので昼の電気購入の確率も高くなる。なので夏の間はエコキュートは普通の夜間電力使用に戻すことにした。夜間電力も高くなっていて自宅太陽光の倍程度だが、昼の購入電力は4倍以上だからとにかく昼の購入電力を減らすのが最優先だ。

先日、うちの太陽光電力を買ってる会社が点検にきて、ついでに蓄電池の売込みをやっていった。売り文句としては蓄電池の30万値引き+パワコンがついているので太陽光のパワコンの交換になってパワコン代が浮く+エコキュートやIHを原価で提供するので故障前に交換できる。蓄電池で電気代が浮くし機器の交換費用が浮きますよということ。これで合計額が約300万。でも我が家はもともと電気代年15万、売電収入6万で年間9万しか電気代にかかってないので10年でも90万しかかからない。それにパワコン、エコキュート、IHの交換費用を40万、40万、10万としても合計180万。どうも日本の蓄電池を売る人たちは商売が下手なのか売る気がないのか。テスラは工事費含めても150万くらいでパワーウオールを売っているし、いずれ車にV2H機能を搭載するといううわさもある。やってほしいことをやってくれるのはみんな海外の会社ばかり。日本の会社はどこをみて商売しているんだろうか。いまや電力スポット価格は200円をつけるときもある。安い時に充電し高い時に市場に売れれば1日で1800円の儲けだ。そんな日はなかなかないにしても蓄電池が自分で稼いでくれるようになれば採算もよくなる。そういう話はどこからも聞こえてこない。それで電力不足だ、節電を、なんて言っているのはどうもピントが外れてる。