ビルエバンス


昨日のオーネットのジャズ講座はおっきなプロジェクターを使ってビルエバンストリオのDVD鑑賞会。白人だとは知っていたがイメージはだいぶ違った。もうちょっと野性的な感じかと思っていたが現代でいえばまさにパソコンおたくといった雰囲気。音も理知的で自分の好みからはちょっとはずれる。自分としてはもうちょっと動物的なのがいいのだが。ベーシストはすごくうまい。参考にしたくてもあまりにうますぎて参考にならない。あんなのはとてもできそうにない。
 日曜の夜は桐生の演歌の伴奏のリハーサルでシルクホールにいった。ドラマーの人は桐生の設計士さんだそうなのだがリハ後その人の家に招かれて見に行ったらすごかった。大正時代の古い工場の跡地で広い空間の中にピアノ、ステージ、オーディオ装置などがありまさにイベント会場のようだ。桐生には有燐館という古い倉庫を使ったイベント会場があるがその人はその工場に「無燐館」と名前を付けている。ところが実際にイベントをやったのは1年以上も前らしいのだ。うまい使い方がないかなと言っていた。まさに自分から見ても理想の空間だが自分が同じことをやるとすぐほこりだらけで使えなくなってしまうに違いない。