民主党の財源


民主党には財源の根拠がないと多方面で言われているがまんざらないわけでもないらしい。昨年の夏に財務省と交渉し、省庁縦割りでなく事業計画を並べてみたところ削減不可能ではない部分が70兆円ほどまとまったということである。前に自民党の無駄遣い撲滅チームが要不要の仕分け作業をしたところ14%が不要となったという例があるそうだ。民主党が同じことをやれば不要事業はそれ以上になるだろう。70兆円の14%は約10兆円である。なるほど無駄遣いをなくせば10兆円でてくるというのはうそではなさそうだ。ただ仕分け結果に合意を得ることややめることにしてもそのための補償が発生するなどいろいろ難しいことはあるだろう。根拠はあってもできるとは限らない。しかしやるといったことの逆をやっても平然としている人たちよりはましだろう。ところで私に子供はいないが子供手当2万6千円はなんだか楽しみである。前の定額給付金のときにはそれ狙いの商品やサービスがいろいろでた。この子供手当が実施されれば2万6千円狙いの商品やサービスがいろいろでてくるだろう。子供手当に6兆円かかるということは突如にして6兆円の巨大市場が形成されるということである。金持ちにも配るのは不公平なんてやぼなことを言わずに定額給付金と同様子供の人口に比例した給付をしてもらいたい。子供には必ず2万6千円がついてまわるのである。どんな商品やサービスがでてくるか楽しみ。子育ても楽しくなるに違いない。