「ザ・ゴール」

「サラリーマンの・・・」をもう一回読もうとしたのだが、やっぱり読んだばかりの本は面白くなくて、かわりにその中に紹介されていたプロジェクトマネジメントを広めたという小説「ザ・ゴール」を読んでみた。1984年に書かれた本で世界で1000万部以上売れたという本だが、日本語訳本が出たのは2001年。著者が日本人に教えると世界が混乱するとして訳を許さなかったらしい。読んでみるとプロジェクトマネジメントというよりは在庫管理みたいな話で想像より小さな話だったが、非常にわかりやすく、また、危機に瀕した工場長がものすごい成功をおさめる普通の小説として面白い。ただし最終章は?。著者あとがき、訳者あとがきや解説も面白い。実際にこの本の通りに成功した工場もあったようである。まあ、自分の場合仕事に役立つことはないだろうが。

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か