電動アシスト自転車は世の中でもっとも進んだ乗り物

進んだ乗り物というと新幹線とか電気自動車とかセグウエイとかが思い浮かぶが、電動アシスト自転車はこれらの乗り物より進んでいる。ほかには無い機能があるのだ。それは人に運動させるという機能である。世の中の機械は主に省力化の方向で進んできた。アシスト自転車は省力化という意味だと退歩となる。バイクの方が省力化だ。しかし半分省力化することで人間を運動させるというほかにない機能が生まれた。その意味で進んでいるのだ。人間にとって運動はした方がいいことはみなわかっているだろう。しかし運動のための運動は好きでないとやっていられない。歩くのはいいが、時間がかかるし実用的でない。電動アシスト自転車は適度に実用的であり、歩くより楽に運動できる。その運動があるおかげでバイクより寒くないし、楽なおかげで夏もすずしい。脳血流が増加し頭が冴えるし、血管の健康も保てるだろう。まあ、エネルギーを少ししか使わないという環境性能も進んでいると言えるが、そういう見方は普通なので面白くない。何かすることを人に促すような機械がいろいろあると面白いと思う。電気自動車だって1000倍の電動アシストにすると面白いかも。スワンボートみたいにずーっと足を漕いでないと目的地につかないわけだ。運動にもなるし眠気防止にもいいかもね。現実にも今後パワースーツなどは実用化されてアシスト自転車のような地位を築くことだろう。