太陽光発電の電気代低減効果

我が家は年間約10000kWhの電力を使っている。一般家庭は4000程度というからその2.5倍だ。オール電化でかつ暖房もすべて電気を使っていてガスも灯油も使ってないしPHVにより一部ガソリンも電気に置き換わっているので多いのだと思う。これで電気代26円、再エネ賦課金と燃調費合わせて14円になったとすれば電気代は40円だから年間の電気代は40万円!

しかしエコキュートを昼間稼働した1年間に実際に東京電力から購入しているのは約6000kWhなので約4000kWhは太陽光の電気を使えていると思われ、その低減額は16万円!。さらに太陽光の余剰発電は売電していてそれが約5000kWhなので京葉ガスに13.8円で売れば約7万円!。合わせて年間23万円の電気代低減効果が見込める。

とは言え、実際には電気代が増えるのを抑えるだけで低減はしないのだが、低減しなければ23万円分出費がふえるわけだから年収100万の人にとってありがたいことこの上ない。電力の購入先や売電先を変えても電気代低減は年間3万程度だが、太陽光発電の効果はその一桁上に近い。この状況が10年続けば230万円だ。太陽光発電をつけたときにはまだ高くて400万円程度かかったが、過去のFITと合わせて元が取れおつりがくる。電気を自給できる分があるというのはその分価格変動の影響を受けないわけでリスク低減に役立つことがこの電力高騰ではっきりわかる。