山の太陽光洗浄結果

去年の春ごろから山の太陽光の洗浄を始めた。秋にその効果を見ようと思って年間発電量推移をグラフ化したらあまり増えてなかったのでがっかりした。そのときのグラフ。

冬に一通りパネルの洗浄が終わり約1年弱。年間発電量推移は次のようになった。

洗浄が終わってから上がり続け、この約1年は年間日照時間がほぼ変化していないにも関わらず、年間発電量が5000kWhも増えている。洗浄当初、その効果を年間3000kWhと見積もっていたのでそれを超えるいい結果。29円で売っているので金額にして145000円だ。洗浄に29時間かかっているとすれば時給約5000円。洗浄効果は十分あったと言えるだろう。

しかし、上昇傾向は頭打ちが見えてきた。今は稼働後2年のレベルだが、初期は日照時間の割にはもっと発電していたのでそこまで戻すことは難しいようだ。それでも少なくとも3~5年目の低下分は洗浄によって戻すことができた。今後もたまには洗浄するようにしようと思う。

ところで山の太陽光は29円で売っているので託送料が約10円と言われているからこの電気を別のところで買えば39円ということになる。一方、1月の燃調費は13円、再エネ賦課金が約3.5円だから電気代は本来の価格から16.5円も上がる。27円の人なら43.5円だ。29円はFIT制度で高く買ってもらってる値段だが、それでも今の普通の電気代より安い。国産というのは多少高くても価値がある。